第103回 保健師国家試験の不適切問題

第103回保健師国家試験で厚労省が採点除外等として公表した設問を、厚労省公表資料をもとに整理します。

年度の情報

年度2017年
回次第103回
厚労省(採点除外等)5件
公開日2026年7月4日
最終確認2026年4月16日

第103回は、厚労省の採点除外等の公表で5問が確認されています。

厚労省の最終判断

厚労省が採点除外等として公表した設問

  • 一般

午前18

厚労省公開問題PDF由来の問題データより

平成26年度(2014年度)の国民医療費について正しいのはどれか。
  1. 制度区分別国民医療費では公費負担医療給付分が最も多くを占める。
  2. 傷病分類別の医科診療医療費では悪性新生物が最も多くを占める。
  3. 65歳以上の薬局調剤医療費は65歳未満の約4倍である。
  4. 訪問看護医療費は全体の5%を上回る。
理由
選択肢に誤りがあり正解が得られないため。
採点上の取扱い
採点対象から除外する。
  • 状況設定
  • 画像

午前44

厚労省公開問題PDF由来の問題データより

人口5万人の市。市の人口は平成20年度以降は変化はない。市はA、B及びCの3つの地区からなり、肺がん対策として検診の受診率の向上に取り組んでいる。市の肺がん検診は、平成26年度まではA地区の保健センターで行う集団検診のみであったが、平成27年度からはB地区にある病院でも検診を行っている。各地区の肺がん検診の受診者数および対象者数を表に示す。 市内の肺がん検診の状況について正しいのはどれか。
  1. 検診実施施設が増えた後、市全体の検診受診率は増加した。
  2. 検診を実施している病院がある地区の対象者数に変化はない。
  3. 平成27年度の市全体の人口に占める検診対象者の割合は50%以上である。
  4. 市全体の検診受診率は平成24年(2012年)のがん対策推進基本計画の目標値を上回っている。
理由
設問の状況設定が不十分で正解が得られないため。
採点上の取扱い
採点対象から除外する。
  • 一般

午後8

厚労省公開問題PDF由来の問題データより

A市では青年期のひきこもり状態にある者への支援として、地区担当保健師による家庭訪問を行っている。次の支援として、保健師はグループづくりを進めることとした。 このグループとして適切なのはどれか。
  1. サポートグループ
  2. コミュニティグループ
  3. セルフヘルプグループ
  4. ボランティアグループ
理由
設問が不明確で複数の選択肢が正解と考えられるため。
採点上の取扱い
複数の選択肢を正解として採点する。
  • 一般

午後17

厚労省公開問題PDF由来の問題データより

平成25年度(2013年度)の新型インフルエンザ等対策政府行動計画において、緊急事態宣言がされている場合の措置として規定されているのはどれか。
  1. 国のコールセンター等の体制を強化する。
  2. 事業者に職場における感染対策を要請する。
  3. 国内発生状況について世界保健機関〈WHO〉へ通報する。
  4. 市町村に在宅の高齢者等の要援護者への生活支援を要請する。
理由
問題として適切であるが、受験者レベルでは難しすぎるため。
採点上の取扱い
正解した受験者については採点対象に含め、不正解の受験者については採点対象から除外する。
  • 一般

午後18

厚労省公開問題PDF由来の問題データより

リスクコミュニケーションについて正しいのはどれか。
  1. リスク評価の3要素の1つである。
  2. 食品衛生法に基本理念が規定されている。
  3. 関係者相互で情報および意見を交換し、合意形成を図る。
  4. 促進を図ることが地域健康危機管理ガイドラインに規定されている。
理由
選択肢が不適切であるため。
採点上の取扱い
採点対象から除外する。
参考にした資料(6件)